日付:2015年 1月25日(日)
ルート:山伏 西日影沢ルートをピストン

山伏登山口(7:23)→大岩(7:54)→蓬峠(8:34)→西日影沢分岐点(9:45)→山伏(10:03-11:11)→蓬峠(12:01)→山伏登山口(13:00)

今年最初の山行は、安倍奥「山伏(やんぶし)」へスノーハイクしてきました。
山伏は、静岡市街地から車で約1時間とアプローチしやすく、また南アルプスや富士山の眺めが良いので、とても人気ある山です。


前方に、朝日を浴びた山伏。気温は-1℃、標高1000m近くある割には暖かい朝でした。
日によっては、冬タイヤまたはチェーンが無いと林道に入れないようですが、今日は路面も乾いていて、凍結の心配はありませんでした。


朝7時半前に、「山火事用心」横断幕のある登山口よりスタート。
山頂までの標高差は約1千mちょっとなので、お手頃ハイキングコースですね。


山葵田跡を過ぎたあたりから、カチコチのアイスバーンが現れ、アイゼン装着。


崩落箇所もありますが、登山道はよく整備されていて、さほど危険な感じではありません。




蓬峠を過ぎると、ようやく雪の量も増えて歩き易くなってきました。


右手に大谷嶺とハチビツ山の稜線。


標高1,800m付近からだいぶ雪深くなってきました。
トレースもあるので、ラッセル&踏み抜きもなく至って快適。


木の枝には、たくさん雪が乗っているので、うかつに木に触るとドサッと落ちてきます。


稜線が近づくにつれて傾斜も緩やかになり、やがて、雪に埋もれた「西日影沢分岐点」の標識が現れました。


百畳平側はノートレース。積雪はトレースの無いところで、1mくらいかな~?


林を抜けると、そこはもうスノーパラダイス!!


ヤナギラン保護の鹿柵沿いを歩いて行きます。トレースが、しっかりあって助かりました。


山伏と言えば、もうこの景色でしょう。


そして、定番の撮影スポット。


抜けるような青空。


山伏山頂の積雪は1mくらい。標識もだいぶ埋もれておりました。
「山伏」、「山伏岳」呼び方はいろいろですが、地元では「やんぶし」ですね?


こちらの新しい標札も、もう少しで埋まりそう。
そして、その木の向こうには・・・


快晴の南アルプスパノラマ。
今年こそ、仕事をいっぱい休んで全部縦走してみたいですね。


上河内、聖、赤石・・・


悪沢、布引、笊ヶ岳。


トレースが無いところを踏み抜くと、股間までずっぽり・・・雪の下は笹なのでスカスカ。


風も無く寒くも無く、登山者もそれ程おらず、あまりにも気持ちが良いので、1時間も雪の上で寝転んでしまいました。


居眠りして風邪引かないうちに、来た道を折り返して下山。


西日影沢から山伏の眺め。


で、気になっている事と言えば、その西日影沢の右岸側・・・


こちらの廃道ルートも、近いうちに探索してみたいですね!