日 付:2018年 4月30日(月)~ 5月 1日(火)
ルート:上河内岳 沼平~茶臼小屋~上河内岳をピストン

※沼平(登山指導センター)で前泊
<1日目>
沼平ゲート(6:02)→ウソッコ沢小屋(7:40)→横窪沢小屋(10:05)→茶臼小屋(14:17)
<2日目>
茶臼小屋(6:38)→上河内岳(8:50)→茶臼小屋(10:15)→横窪沢小屋(11:30)→沼平ゲート(14:30)


今年のGW前半は、トシゾーさんからのお誘いで、南アルプスの「茶臼」へ。
ちなみに、トシゾーさんが言う「ちゃうす」というのは「茶臼岳」ではなく、正確には「茶臼小屋」だ。

冬季期間中のこの小屋で、毎年恒例の宴会山行をやっているとのことで、こういうお誘いには、直ぐ食いついてしまう私・・・ホント、のんべはヤダね~と我ながら思うが。。。

さて、そのトシゾーさんから送られてきた今回の飲み会・・・じゃなかった、山行の計画書を見ると、静岡市岳連の会長M月さん、そして静岡EXPのA堀さんもご一緒だということだった。
A堀さんとは、クライミングで何度かお会いしているが、M月さんとは今回初めて。
トシゾーさんからは「お二人とも呑兵衛だよ」と脅され、一体どれだけのお酒が持ち込まれるのかと少々ビビり?な私でしたが、どうなるやら?


山行前日は、18時に東俣林道の沼平ゲート前で、そのお二人と待ち合わせ。

「沼平で前泊」ということで、私はてっきり空き地にテントを張って、飲んで寝るのかと思いきや、M月さんの計らいで、ナント!ゲート横にある「登山指導センター」に泊まらせてくれるとのこと!

そしてその小屋に入るや否や、とっても良いにほひが・・・
それに、小屋の中はもう煙で真っ白。


指導員のU野さんと、冬季期間中にこの小屋に駐在されている山岳救助隊の皆さんとで、BBQの真っ最中でした。

飛び入りで、そのテーブルの輪に参加させていただき、これでもか!というくらい、おいしいお肉をいただき、そして水道の蛇口のように出てくる熱燗をいただき、おまけにふかふかベットまで提供いただき、「いただき」連発の至れり尽くせりで、何だか恐縮してしまいましたが、楽しい一時を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。 m(_ _)m


翌朝。。。

U野さんが、大吊橋の前まで車で送ってくれるということで出発。
定員オーバーでトシゾーさんと私は、空身で大吊橋まで歩いて行きました。


お互い、昨晩の出来事の記憶を確認しながら、大吊橋を渡ってヤレヤレへ。

昨晩は22時頃にはお開きになったと思うが、その後トシゾーさんは、何故か?小屋のベットには寝ず、自分の車の中で一晩を明かした(寒かったらしい・・・)。
そのことが全く記憶がないらしく、相変わらず頭が痛いと言っていた。それに寒さで喉がおかしいとも・・・

 
山はすっかり新緑の季節となりました。
登山道の脇に生えているタラの木は、常に芽を剥ぎ取られてなんだか可哀想・・・


横窪峠から見る「上河内岳」は、沢筋だけ雪が残っており、早くも夏山のような状態。


峠を越えて、赤い屋根の横窪沢小屋で一服。


2000m付近から腐れ雪が現れ始め、歩きにくいこと・・・この時期にしては雪は少なめかな?
股下までズボリと行く落とし穴もあるので、慎重に登っていきます。


そして、ようやく茶臼小屋が頭上に・・・小屋が見えてからが、これがまた長いんですよね~


小屋に無事着き、寝床を確保して落ち着けば・・やっぱり冷やしたビヤーで乾杯!
ですよねっ。

 
そして早速宴のはじまり、トシゾーさんのザックからは食材が出るわでるわ・・・で、やっぱり一升瓶が・・・
山形・鯉川酒造の純米酒。これが、口当たりがよくグイグイいってしまう・・・って、昨日もしこたま呑んで今日もこんな調子じゃ、明日は一体どうなることやら?


用足しに、外に出てみれば今宵の月。月がある時は、ツキがあるということ。
風も無く、寒くも無く、穏やかな夜でした。


2日目・・・

朝5時前、小屋の窓にご来光が射して、すっかり明るくなったので仕方なく起きる。
昨晩もたっぷりお酒を呑んだおかげで朝まで爆睡したが、今日も頭は重い。。。


2日目も、雲一つない山日和。

今日の予定は、茶臼岳経由で鳥小屋尾根で下山するか?それとも、上河内岳へ行ってみるべか?
M月さんA堀さんは、計画書の通り「上河内」へ行くということなので、一緒に行くことに。

 
朝は雪が締まっているので、稜線までは軽アイゼン着用。


そして稜線上に出ればこの景色。 GWだというのに、稜線はもう雪がぜんぜん無いですね~夏山状態。


おなじみ茶臼岳、時間の関係でこっちへは行かず。


上河内へと向かいます。前方の聖が美しいこと。


ミドルホールのような広い窪地「亀甲状土」も融雪が進み、ずいぶんと土が見えていました。
ここから見る上河内岳も、カッコいい形をしていて大好きですね。







 
不思議な岩模様がある「竹内門」で一服。
頭に手をのせるQちゃんと、寝転んでいるM月さんのポーズが同じで、何だかおかしい。


こちらは歩いてきた稜線、ずっと向こうに光岳や深南部の山々・・・



肩までくれば、もう山頂は目の前。


そして山頂へ。ここに来るのは5年ぶりかな?


ここは、聖、赤石、悪沢、遠くに農鳥まで一望できる素晴らしいところですね。


M月さんA堀さんも無事到着し、全員揃ったところでハイチーズ。


東側は白峰南嶺の稜線。大好きな笊ヶ岳は、ぜんぜん雪ないですね。

M月さんA堀さんお二人は、この日下山せず、横窪沢小屋にもう1泊するとのことなので、山頂でお別れ。
気さくなM月さんとまたの再会を約束して、握手で別れました。


そして、この景色ともお別れ。


茶臼小屋に戻り、デポしてきた荷物を回収して下山。この小屋はいつ来ても素晴らしいですね。


標高を下げると気温もぐんと高くなり、春というより、もう夏の日差し。
日陰でくつろぐQちゃん。

 
帰りは、ヤレヤレ経由ではなく、トシゾーさんと私は沢ルートで。


岩のへつりに3回の渡渉がありますが、ヤレヤレよりも退屈せず良いかも。

ヤレヤレ経由で来たQちゃんと大吊橋の前で合流し、宴会山行が終了した。
ゲートではもちろん、指導センターでお世話になった山岳警備隊の方に挨拶。

M月さん始めU野さんや山岳警備隊の皆さん、そして山小屋やすれ違う登山者等々、いろんな出会いのあった良い山行でした。