日付:2019年 6月22日(土)
ルート:岩岳・下十枚山 真先峠より地蔵峠~下十枚山をピストン

梅雨の真っ只中・・・ここしばらくは、傘マークの日が続いています。
前夜はまとまった雨が降り、この日の朝も曇り空。
降水確率も40%って、降るのか?降らないのか?ホント判断に困るのよね~。

クライミングできるかどうかは、現地に行ってみないとわからないという状況の中、予定通り、イデッチとM野さんと私の3人で、地元の「岩岳」へクライミングに出かけたのでしたが・・・

有東木の部落を抜けて、登山口のある真先峠には、朝8過ぎに到着。
目指す稜線はガスガスでしたが、雨雲レーダーを見る限りは降っていない様子??
降ってなければ何とかなる!?・・・ことを信じて、登山道を登って行きました。


地蔵峠は、やっぱりガスに覆われミスト状態。「う~む、大丈夫かしら~」


地蔵峠から稜線を登って高度を上げていくと、いつの間にやらガスは消えて、先程よりも晴れやかに!
テンション・ア~ップ!


シロヤシオの群生地帯に入って、「岩岳」の山頂標識が現れると・・・
これは、ちょっと行き過ぎ。少し戻って、岩場の入口へ。

ここから、背丈以上の笹薮を漕いでいく→笹が濡れている→体がビショビショになる・・・
という事になるので、合羽を着こんで笹に突っ込んだ訳ですが、その先の笹が、綺麗に刈り込まれていたのにはビックリ。どなたが刈ってくれたのかしら?


安倍東山稜の新緑も濃くなり、すっかり初夏ですね~。遠方に青笹山と真富士山。


岩場近くにある低木の花。なんていう名前でしょう?


ガスはすっかり消えたは良いが、岩場の状態は如何ほどに?


その岩場の状態ですが。。。
「つい先程まで降ってましたー」と言わんばかりのシットリどころか、ビショビショ状態・・・
私の課題のルート、「ウルクハイダイレクト(5.10c)」も水が滴り落ち・・・


この岩場の三ツ星ルート「ファルコンファング(5.11a)」も、ビチョビチョ・・・💦

晴れたとしても午前中は日陰で直ぐ乾かないし、つるっつるの岩場を無理に登っても面白くないしね~
・・・ということで、クライミングは中止。見事にハズレを引いてしまいました。
ロケーションが良い所なので、やっぱりココは天気の良い日を狙って来るべきですね~。

せっかく1時間半かけて標高1600mまで登ってきた訳だし、急遽ハイキングに変更~!
って、既にここまでハイキングしてますが・・・
イデッチは「安倍東山稜」の稜線を歩いた事がないというので、山トレ兼ねて「十枚山」まで歩いてみる事に。


岩岳には、もう1つ山頂標識がある(2つある)のですが、どちらも三角点は見当たらず。


そこを過ぎると、下十枚山の展望。
岩岳は「シロヤシオ」で有名ですが、この下十枚には「ミツバツツジ」が群生していて、どちらも5月中旬頃が見頃。
この時期行くと、紅白のコラボが美しいですよー。


↑コチラが、5月中旬頃の下十枚山。


コルを過ぎて、下十枚山へ至る登り返し。バックのピークは岩岳。


下十枚の山頂に到着、標高は1732m。
展望はない山頂ですが、十枚山側に少し下ると、南アルプスの展望の良い笹原があります。


が、今日はあいにくのガスガス・・・前方にあるハズの十枚山も厚いガスの中。
雨もポツポツと降り始めた為、十枚山へ行くのは止めにして、もと来た道を引き返すことにしました。


帰路は雨降り。。。


旨そうなキノコ、食えるのかな~?


ガスガスも、これはこれで幻想的。
13時過ぎには、車をを停めた真先峠に戻って、無事下山しました。


早い下山なので、コンヤ温泉「大野木荘」へ寄り道。貸切の露天風呂に浸かって帰りました。

今日は、梅ヶ島から登って安倍東山稜を縦走し、ゴールは賤機山経由の「静岡浅間神社!!」と言っていた、トレラン女性とすれ違いました(凄すぎ)。
この安倍東山稜の縦走ルートも、一度は挑戦してみたいですね。
日帰りで走破できるかわかりませんが・・・

クライミングは大ハズレでしたが、こういう山歩きも、程よく運動にもなって良いものです。