日付:2019年10月26日(土)
場所:鷲頭山 メインウォール ほか


10月最後の週末は、会恒例の月末クライミング。
前日は、千葉沖を通過した台風21号の影響で一日中雨が降り、コンディション的には今一つでしたが、秋晴れの中、今シーズン初の「鷲頭」へ行ってきました。


朝一のメインウォールの状態は、まあ予想はしてましたが、ETの顔はびしょびしょ、壁一面に染み出しが・・・


なので朝一は、岩場で一番早く日が当たる「最左端ルート」から・・・というか、ここしか登れる所がない。
しかし、今日の「最左端ルート」は、上からチョロチョロ水が流れてるし、沢登り状態・・・
クライミングシューズが一度濡れると、フリクションが効かなくなるので、朝一のリードはしんどかった~
写真は今年6月に入会し、クライミングを始めたばかりのツッキー。


メインウォールにも日が射して少し待っていると、壁も徐々に乾いて登れそうな状態に。
マンボウと、メイズ右のクラックにトップロープを掛けました。
マンボウもここしばらく登られていないようで、壁には黒くコケが付き、スタンスが滑ってリードは怖いのなんの・・
マンボウに取り付くマサさんと、右はコージン君。


「めっちゃ楽しい!」とマンボウにハマっていた、やるき満々のツッキー。
クライミングを始めたばかりの外岩って、何もかも新鮮&刺激的で楽しいんですよね~。
マンボウは出だしから悩むし、核心越えはバランシー!楽しい好ルートだと思います。


新人の皆さんに負けちゃいられないぜ~と、メイズを登るイデッチと、マンボウに取り付くO野さん。


会最年少のイデッチと同い年だという20代のコージン君は、愛知の山岳会でクライミングをやっていたとのことで、初めてながらもメイズをトップアウト!
良い登りをしていました。若いっていいなあ~(と、オヤジのぼやき)
私もメイズをトップロープで。今シーズンこそは、このメイズをやっつけなくては・・・


最後は、右壁クラックの更に右壁にある、三島労山の方が開拓された「FinePitch(10d)」をやることに。
しかし、このルートも、出だしから苔々ヌレヌレで滑る滑る・・・
写真は、途中から息子の颯ちゃんを連れてやってきた、リュウのオンサイトトライ!
「トシゾーさんは、2便目でRPした」とリュウに言ったら、「一撃する!」と意気込んだのでしたが・・・


まあ、そんなに甘くはないね~。何とか登れるラインを見つけ、トップアウトしました。

私もリードで登りましたが、前回使った△ホールドがポロリと欠けてフォール・・・
ありゃ~アテにしていたホールドが無くなってしまうとは。。。
何度かのトライの末にムーブを見つけトップアウトできましたが、ここも今シーズンの課題になりそうです。


山岳会の平均年齢は益々高くなっていく中、若い人が入会してクライミング人口が増えて、うれしい限りです。
岩場のコンディションは今一つでしたが、一日楽しくクライミングができました。

鷲頭山は岩場こそ小規模ですが、海も見えて大好きなゲレンデですね。
最近良い事があったイデッチも鷲頭に燃えているし、新しく入会された方々にも声を掛けて、また近々訪れたいと思います。