秋晴れの山日和となった10/25は、安倍奥「十枚山」の登山道パトロールに行ってきました。
ちなみにパトロールは年3回、静岡市が地元の山岳会に委託している恒例行事です。


スタートは、「中の段」の登山口から。
その登山口周辺は、杉林伐採の為の林道が延びていて、すっかり様変わりしていました。


登山口から10分ほど歩けば「直登コース」と「沢コース」の分岐点へ。
「沢コース」は、現在通行止めとなっていますが、今日の目的は「沢コース」を含めた登山道の整備なので、後者を進んで行きます。


通行止めの一因となっているのが、この「一の沢」を通過する登山道の崩落。
滑り易い急登箇所に、新たなトラロープを設置しました。


ロープを掴んで登り下りする急勾配の箇所は、トラロープよりもスタティックロープを垂らしてあげた方が手が滑らず良いかも。
ここは、沢沿いを右に回って尾根を登って行くルート(「一の沢バイパスルート」と書かれてます)と、かつての登山道に合流する直登ルートに別れています。
どちらのルートもロープが張られ通行は可能ですが、足元はザレて滑りやすいので慎重に。


かつて登山道があった「一の沢」の崩落箇所。
ここ数年の台風でずいぶんと沢筋もえぐられてしまって、登山道があった面影も無くなりました。


ちなみに、8年前はこんな感じでした。


不明瞭箇所には赤テープを巻いて・・・


登山道を塞いる倒木は、枝を鋸で払って見通しを良くしました。


「一の沢バイパスルート」の分岐、ここを下ると先ほどの「一の沢」に合流します。


「二の沢」手前のトラバース道は、ザレて滑りやすく危険な状態・・・


なので、ここは手前にある「十枚物置」と書かれた標識を目印に、避難小屋のある沢側へ迂回した方が安全と感じました。


ちょっと降りると小屋が見えてきます。


昨年の夏、台風最中に安倍東山稜を縦走した際に、エスケープとしてこの小屋を利用させていただきましたが、その時よりも中はとても綺麗な状態でした。
この小屋は「静岡市山岳連盟」管理下の避難小屋になります。


小屋の目の前にある沢が「二の沢」ですが、そこから沢沿いを少し歩いて登山道に復帰すれば問題なし。


その先は特に危険個所も無く、45分ほど登って行けば稜線へ。
紅葉シーズンにはちょっと早いかな~?と思いきや、カエデやシロヤシオは綺麗に色づいておりました。
それにしても、この澄んだ青空とのコントラストが映える事!


でもって十枚峠に到着。なんだか見ないうちに、随分と立派な標識が立てられているのね~。
でも標識は3つもいらないんじゃ~?


南に見えるは下十枚山。日射しも心地よく、ここは本当に気持ちの良い稜線です。


西の遠望には、9月に栗代川を詰めて登った「大無間山」もくっきり。









今回は「沢コース」をピストンしましたが、迷い箇所もなく、危険と思える所には要所に補助ロープもあって、特に問題無かったように思います。
しかし、特にトラバース箇所は不明慮で滑りやすく、悪路であることは間違いないので、沢コースを歩かれる方は十分注意し、あくまでも自己責任での通行をお願いします。