日 付:2021年 4月10日(土)~ 4月11日(日)
ルート:南アルプス 上河内岳、茶臼岳 畑薙大吊橋~茶臼小屋一般ルート~鳥小屋尾根より下山

<1日目>
沼平ゲート(7:28)→ヤレヤレ峠(8:29)→ウソッコ沢小屋(9:12)→横窪沢小屋(10:33)→茶臼小屋(13:04)※竹内門まで散策
<2日目>
茶臼小屋(6:28)→茶臼岳(6:56)→鳥小屋尾根取付(7:08)→畑薙山(8:46)→鉄塔(9:55)→沼平ゲート(11:06)

毎年4月の恒例行事となりつつある、南アルプス「茶臼小屋」の山行も、今年で3回目。
昨年は、コロナの影響で行けてませんでしたので、2年ぶりに毎度のトシゾーさんと二人で行ってきました。

朝5時に自宅を出発し、7時半には沼平のゲート前へ。
今回は仕事の関係で同行できなかったトシゾーさんの奥様Qちゃんが、行きも帰りも「沼平まで車で送迎してくれる!」との事で大変助かりました!
なんて素晴らしい、できた奥様なんだー!!


指導センター前にある山桜は、今が満開。
その桜の前を、引っ切り無しに往来する工事車両を横目に、ゲートを出発しました。
美しい南アルプスの大自然の裏には、着々と準備が進みつつある、リニア工事があることを忘れてはいけません。


舗装化の工事が進みつつある東俣林道ですが、現地点では、畑薙大吊橋まで舗装されています。
この工事も、JR東海が全額負担をしているとの事。


すっかり舗装されてしまった林道をぼちぼち歩いて、登山口となる畑薙大吊橋へ。


橋を渡って、先ずはヤレヤレ峠を目指します。
木々もだいぶ芽吹き始めましたね~。


そして、ミツバツツジも今が見頃。


かつて吊橋があった箇所は、今も丸太で造った仮設橋の状態。
増水した時は要注意です。


山桜と青空が映えますね~♪


「ウソッコ沢小屋」を越えた上河内沢の出合に架かる橋も台風で崩壊してましたが、いつの間にやら、立派な新橋が架かっていました。
その橋を渡ると、いよいよキツイ急登へ。


その急登の途中にあるN字に折れ曲がった木も健在でした。
しかし、なしてこのような姿に・・・?


急登を登り切れば、上河内岳の展望が良い「横窪峠」へ。
いや~それにしても、今年は全くと言って良いほど雪が無いですね~。


峠から沢側へ降りれば、「横窪沢小屋」に到着。ゲートからここまで3時間と、なかなか良いペースで来ました。
ちなみに、峠にあった登山道(沢への下降路)は崩落の為通行止めとなっており、現在は「鳥小屋尾根」の支尾根を少し歩いたところに、新しい登山道ができています。


横窪沢小屋から先は、更に急登でまたキツイ事!
標高1900mを越えたあたりからようやく雪が現れるも、2年前と比べれば、やっぱり少な目。
2年前は、ここをへいこら言いつつラッセルしましたが、今回は腐れ雪でアイゼンも着けずに登っていけました。


左へのトラバースポイントが今一つ不明慮でしたが、適当にトラバースしていくと、やがて茶臼小屋も見え始め・・・
でも、小屋が見えてからが長いんですよね~。


ノーアイゼンだとズルズルで怖かったですが、最後の雪渓を登って行けば・・・


「茶臼小屋」に無事到着。
最後の踏ん張りで両足がつってしまいましたが、ゲートから何とか5時間半で辿り着けました。
冬季小屋には誰もおらずで、ものけの空。
寝床も確保できたし、時間はまだまだ13時過ぎ・・・ルービータイムとするには、ちょっと早過ぎじゃ~


・・・という事で、全く予定になかった上河内岳の奇石「竹内門」まで行ってみることに。


稜線に出てみれば、このすこぶる良い景色!ここは、いつ来ても素晴らしい所です。


前方に、昨年12月に登った聖岳。
今冬は、雪の降る量も少なかったせいか?景色的には例年よりも、半月以上雪解けが早い感じです。


緩やかな丘を登って少し下ると、前方にピラミカルな上河内岳が現れました。


窪地を登り返して雪渓を登って行けば、竹内門も目の前に。


でもって、上河内の山頂も目前ですが、私もトシゾーさんも特に山頂へのこだわりもなく、それよりも小屋に戻って、早くルービーにありつきたい一心・・・という事で、予定通り、ここで引き返すことに。
竹内門はチャートの岩塔、このくねくねした模様が特徴です。


前方のピークは茶臼岳、その右奥にあるのが光岳。
夏の大縦走の時は、黒戸尾根から、はるか彼方にある光岳まで、よく歩いたものだと懐かしく思います。


帰路は、左の山側ではなく「亀甲状土」の窪地を歩いて行きました。
ここはまるで、ゴルフ場のフェアウェイみたい。


振り返って上河内岳。
無雪期の大縦走の時は窪地に池ができ、まさかの「逆さ上河内岳」を拝むことができましたが、今日は、また違ったシチュエーションの上河内岳を見ることができました。


傾斜のきつい斜面のトラバースはちょっと危険なので、山側に登り返して、往路で歩いたトレースに合流。
一般道じゃないし、無雪期は藪藪で歩かないでしょうけど、この小ピークからの景色もまた良いですね。


稜線上の景色も堪能して、小屋に戻れば・・・


呑兵衛はお待ちかねの時間!先ずは、雪でキンキン冷えたビヤーで乾杯!
泡がクリーミー状でなんと旨いこと!
ビヤーをグビグビとやりつつ、まずやるべき事は、雪を溶かしての水作りですね。


で、今宵のお伴はコチラ。
トシゾーさんは赤ワインのボトルに焼酎を、私は正雪・純米吟醸のワンカップにラムと焼酎と濃いめのヤツを、ミニボトルに入れて担いできました。
これでも、酒の量を少な目にした方なんですが・・・

この時期は、まだ登山者も茶臼小屋には来ないだろうと思いきや、今日は約8名となかなか大賑わいでした。
今週末は土日とも天気が良いので、たまたま登山者も多かったのかな?
小屋では、登山中にたまたま出会った県職員でもあるYさんと意気投合し、色んなお話をさせていただきました。
山では一期一会、色んな出会いがありますね~。

夕飯食べて、何だかんだお酒も全部消えて無くなり、周りの皆さんも床に着いて静かになったので、珍しく記憶のあるうちの20時にはお開きに・・・

2日目に続く・・・