日付：2022年 5月22日（日）
場所：瑞牆山・カサメリ沢（コセロック、姐御岩、入口岩）
コロコロと天気は周期的に入れ替わり、この週末も土曜が雨で日曜は晴れ。
しかし、その日曜も場所によっては雨が降るかも？との曖昧な天気予報でしたが、晴れ男の私が行けば必ず晴れる！？
かどうかは・・・？ですが、晴れる事を信じて日曜日の5/22は、1年ぶりとなる瑞牆のカサメリ沢へクライミングに行ってきました。
今日のメンバーは、イデッチとワッキーの若い衆と私の3人。
朝、須玉ICを降りて瑞牆方面へと車を走らせるも、路面は「さっきまで降ってました～」と言わんばかりのヌレヌレ状態・・・
おまけに上空は、どんよりとした曇り空で日射しも出る気配も無し・・・
これって、ハズレ引いたかも～？？
・・・と言う予想は大方的中で、どこもかしこもヌレヌレですし・・・
登れそうなところって、あるのかしら～？？
しかし世の中には、こういうヌレヌレ壁を好んで登る？奇想天外なクライマーが、一人や二人必ずいるものです？？
ナント！若きワッキーが、ヌレヌレ状態の「トラハント（5.9）」のスラブをリードで登るとの事！
滝（沢登り）の登攀用に買ったというクライミングシューズを履いて「壁が乾いてしまう前に、フリクション具合を確認してみたい」だとか？
マジか～！！
細かいホールドにスメア足も問題なし・・・？
でもって、無事ノーテン・トップアウト！いやはや、恐れ入りやした。。。
その後トップロープにしてもらって、私も触ってみましたが・・・
5.9のグレードが10cくらいになってますし！やっぱりスメアのところは、ズルりと滑って止まらないですし・・・汗
安心安全のトップロープならトップアウトはできますが、これ（怖くて）リードなんかできないってば！
ヌレヌレ壁を1本登ると、いつの間にやら上空は青空となり、待望の日射しが！
でもって、日当たりの良い壁は一気に乾き始め・・・
コセロックの「トータルリコール（5.10b）」も乾いたようで、早速イデッチのオンサイトトライ！
・・・でしたが、上部の核心で悩んでしまい、結局ワンテン・フィニッシュ。残念・・・
私も登って10bなら無事OS成功！・・・ですが、写真が無いのが残念。。。
要所にガバがあって楽しいルート、アップするには良いルートかも？
ワッキーは同じくコセロックにある、あまり登られていない？10aのクラックルートへ。
でも、やっぱりクラックの中はヌレヌレだとか・・・上部は未だ染み出してテカっているし、そりゃそうでしょう？
しかしそんなのお構いなしに、無事ノーテン・トップアウト！
でもって、私はフォロー回収でヌレヌレクラックを触ってみる事に・・・
クラックと言っても、ほぼほぼフェイス＋レイバックですが、苔ってるところは全く持ってフリクションなし！
体感的には10c/dくらい？よくぞこんなヌレヌレコンディションで、ワッキーはリードで登って行ったよ～！
お次は、姐御岩にある「ぞうりむし（5.11a）」をイデッチと二人でトライする事に。
先ずはイデッチのオンサイトトライ！
・・・でしたが、出だしのワイドで力を使い過ぎ、おまけに上部のハングで指筋の痛みがまた発症し、結局敗退。
私もリードで登って、テンテンしながらも何とかトップアウトはできました。
上部は被っているので疲れますが、ガバの連続で面白いルート。
ホールド＆ムーブが解ればRPいけるかも？ですが、流石の人気ルートで順番待ちもあり、1便やっただけで終了。
ワッキーは、コセロックの「5.11a」へ。こちらもクラックの中はヌメヌメだとか・・・
今日はあえてヌメヌメルートを選んで登って行くとは・・・流石、元某大学山岳部のエース？
お昼を挟んで、午後はワッキーの希望で「入口岩」へ行ってみる事に。
この苔苔スラブが目につきますが・・・
ワッキーがお目当てなのが、この苔苔ワイド！？私の苦手なワイドっすか～！
ワッキーの狙いは、5.9だという「奈果良ルート」。
いよいよワイド好き？ワッキーの変態ぶりが本領発揮？したのでありました！（今までも十分変態でしたが・・・）
しかし、上部は6キャメでもプロテクションが取れないとの事から、結局トップロープにしてもらって、みんなで触ってみることに。
「5.9なら、何とかなるら～」と、私も背中ズリズリとチャレンジするも・・・
50cmくらいは登ったかな～？と思いきや、10cmくらいしか上がっていませんし・・・
レイバックなら登っていけますが、終了点直下スラブのマントル越えは明らかに10cくらいだし、Nineじゃ～ないんじゃないの～！？
「奈果良ルート」の裏側には、「あげこまるルート（5.10a）」という同じくワイドクラックがあり、こちらにもトップロープを張って（もらって）お触りする事に。
先ずはイデッチが登るも、OWからチムニーになるあたりでヘロヘロになり、結局ギブアップ。。。
私も「あげこまるルート」にチャレンジするも、出だしは悪いし、イデッチが苦戦したチムニーポイントでもヘロヘロになりましたが、何とか根性でトップアウト。
ワッキーが、ヘロオヤジ化した私を上からパチリ！
そのワッキーは、何度も「奈果良ルート」をワイド登りで、ズリズリトライしてました！
チムニーからOWサイズへと段々と狭まるパートが難しく、おまけに背中側の壁は逆相なので、体がなかなか上がっていけずで苦戦してましたが、何本か練習していくうちに、登っていけるようになりました！流石！
イデッチも果敢に「奈果良ルート」をズリズリしてましたが、何故か？ニヤニヤ顔で笑ってますし・・・？
本人は必死なんだから、ビレイする私は笑っちゃいけませんよ～（笑）
遠方には、高くそびえた「十一面岩」の頂が。
日が長い事を良い事に、気がつけば撤収時刻も17時を過ぎ・・・
いやはや、オッサンはいつになく、若い衆と一緒にやってくたびれました。。。
ワイドって、なかなか触る機会が無いというか、どちらかと言えば敬遠しがちですが、今日はワッキーのおかげで、色々な変態クライミングを楽しむことができました。
これって、某大学山岳部のやるノリってやつだよね～？
カサメリ沢で、まさかのワイドをやるとは思いも寄りませんでしたが、改めてワイドのルートに付けられたグレードって「どう見ても、オカシイ・・・」と感じた、今日1日でありやした。。。
場所：瑞牆山・カサメリ沢（コセロック、姐御岩、入口岩）
コロコロと天気は周期的に入れ替わり、この週末も土曜が雨で日曜は晴れ。
しかし、その日曜も場所によっては雨が降るかも？との曖昧な天気予報でしたが、晴れ男の私が行けば必ず晴れる！？
かどうかは・・・？ですが、晴れる事を信じて日曜日の5/22は、1年ぶりとなる瑞牆のカサメリ沢へクライミングに行ってきました。
今日のメンバーは、イデッチとワッキーの若い衆と私の3人。
朝、須玉ICを降りて瑞牆方面へと車を走らせるも、路面は「さっきまで降ってました～」と言わんばかりのヌレヌレ状態・・・
おまけに上空は、どんよりとした曇り空で日射しも出る気配も無し・・・
これって、ハズレ引いたかも～？？
・・・と言う予想は大方的中で、どこもかしこもヌレヌレですし・・・
登れそうなところって、あるのかしら～？？
しかし世の中には、こういうヌレヌレ壁を好んで登る？奇想天外なクライマーが、一人や二人必ずいるものです？？
ナント！若きワッキーが、ヌレヌレ状態の「トラハント（5.9）」のスラブをリードで登るとの事！
滝（沢登り）の登攀用に買ったというクライミングシューズを履いて「壁が乾いてしまう前に、フリクション具合を確認してみたい」だとか？
マジか～！！
細かいホールドにスメア足も問題なし・・・？
でもって、無事ノーテン・トップアウト！いやはや、恐れ入りやした。。。
その後トップロープにしてもらって、私も触ってみましたが・・・
5.9のグレードが10cくらいになってますし！やっぱりスメアのところは、ズルりと滑って止まらないですし・・・汗
安心安全のトップロープならトップアウトはできますが、これ（怖くて）リードなんかできないってば！
ヌレヌレ壁を1本登ると、いつの間にやら上空は青空となり、待望の日射しが！
でもって、日当たりの良い壁は一気に乾き始め・・・
コセロックの「トータルリコール（5.10b）」も乾いたようで、早速イデッチのオンサイトトライ！
・・・でしたが、上部の核心で悩んでしまい、結局ワンテン・フィニッシュ。残念・・・
私も登って10bなら無事OS成功！・・・ですが、写真が無いのが残念。。。
要所にガバがあって楽しいルート、アップするには良いルートかも？
ワッキーは同じくコセロックにある、あまり登られていない？10aのクラックルートへ。
でも、やっぱりクラックの中はヌレヌレだとか・・・上部は未だ染み出してテカっているし、そりゃそうでしょう？
しかしそんなのお構いなしに、無事ノーテン・トップアウト！
でもって、私はフォロー回収でヌレヌレクラックを触ってみる事に・・・
クラックと言っても、ほぼほぼフェイス＋レイバックですが、苔ってるところは全く持ってフリクションなし！
体感的には10c/dくらい？よくぞこんなヌレヌレコンディションで、ワッキーはリードで登って行ったよ～！
お次は、姐御岩にある「ぞうりむし（5.11a）」をイデッチと二人でトライする事に。
先ずはイデッチのオンサイトトライ！
・・・でしたが、出だしのワイドで力を使い過ぎ、おまけに上部のハングで指筋の痛みがまた発症し、結局敗退。
私もリードで登って、テンテンしながらも何とかトップアウトはできました。
上部は被っているので疲れますが、ガバの連続で面白いルート。
ホールド＆ムーブが解ればRPいけるかも？ですが、流石の人気ルートで順番待ちもあり、1便やっただけで終了。
ワッキーは、コセロックの「5.11a」へ。こちらもクラックの中はヌメヌメだとか・・・
今日はあえてヌメヌメルートを選んで登って行くとは・・・流石、元某大学山岳部のエース？
お昼を挟んで、午後はワッキーの希望で「入口岩」へ行ってみる事に。
この苔苔スラブが目につきますが・・・
ワッキーがお目当てなのが、この苔苔ワイド！？私の苦手なワイドっすか～！
ワッキーの狙いは、5.9だという「奈果良ルート」。
いよいよワイド好き？ワッキーの変態ぶりが本領発揮？したのでありました！（今までも十分変態でしたが・・・）
しかし、上部は6キャメでもプロテクションが取れないとの事から、結局トップロープにしてもらって、みんなで触ってみることに。
「5.9なら、何とかなるら～」と、私も背中ズリズリとチャレンジするも・・・
50cmくらいは登ったかな～？と思いきや、10cmくらいしか上がっていませんし・・・
レイバックなら登っていけますが、終了点直下スラブのマントル越えは明らかに10cくらいだし、Nineじゃ～ないんじゃないの～！？
「奈果良ルート」の裏側には、「あげこまるルート（5.10a）」という同じくワイドクラックがあり、こちらにもトップロープを張って（もらって）お触りする事に。
先ずはイデッチが登るも、OWからチムニーになるあたりでヘロヘロになり、結局ギブアップ。。。
私も「あげこまるルート」にチャレンジするも、出だしは悪いし、イデッチが苦戦したチムニーポイントでもヘロヘロになりましたが、何とか根性でトップアウト。
ワッキーが、ヘロオヤジ化した私を上からパチリ！
そのワッキーは、何度も「奈果良ルート」をワイド登りで、ズリズリトライしてました！
チムニーからOWサイズへと段々と狭まるパートが難しく、おまけに背中側の壁は逆相なので、体がなかなか上がっていけずで苦戦してましたが、何本か練習していくうちに、登っていけるようになりました！流石！
イデッチも果敢に「奈果良ルート」をズリズリしてましたが、何故か？ニヤニヤ顔で笑ってますし・・・？
本人は必死なんだから、ビレイする私は笑っちゃいけませんよ～（笑）
遠方には、高くそびえた「十一面岩」の頂が。
日が長い事を良い事に、気がつけば撤収時刻も17時を過ぎ・・・
いやはや、オッサンはいつになく、若い衆と一緒にやってくたびれました。。。
ワイドって、なかなか触る機会が無いというか、どちらかと言えば敬遠しがちですが、今日はワッキーのおかげで、色々な変態クライミングを楽しむことができました。
これって、某大学山岳部のやるノリってやつだよね～？
カサメリ沢で、まさかのワイドをやるとは思いも寄りませんでしたが、改めてワイドのルートに付けられたグレードって「どう見ても、オカシイ・・・」と感じた、今日1日でありやした。。。
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